利き脳別!片付けと収納がラクになる仕組みづくり
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更新日:2019年12月14日
自分に合う“片づけ方”を知るには?
- ・片づけたいけどすぐに散らかってしまう
- ・片づけ方が分からない
- ・家の収納が使いにくい
- ・家事の効率が悪い
- ・家にいても落ち着かない
普段の生活の中でこんなストレスがある方、実は自分に合った片づけ方を知ることで、解消されるかもしれません。
自分に合った片づけ方とは?利き脳の調べ方
自分に合った片づけ方を見つける手がかりの一つに「利き脳」があります。
自分の利き脳を知ることで自分の特徴を認識して整理・収納の仕組みを作りやすくなります。
利き脳は「左・左」「左・右」「右・左」「左・左」の4つのタイプに分かれます。
【インプット(情報を入れる)】と【アウトプット(情報を出す)】を組み合わせてその人のタイプを調べることができます。あなたはどのタイプ?次の方法で調べてみましょう。
インプットの利き脳の調べ方
インプットの利き脳を調べると、収納の場合、モノの見つけ方や探し方、見つけ方の好みが分かります。
調べ方:指組みをしてみましょう
下になった親指のほうが利き脳です。例えば右指が下になればインプットは右脳になります。
アウトプットの利き脳の調べ方
アウトプットの利き脳を知ると、収納の場合、使ったモノを元に戻すやり方や収納の順番の決め方などが分かります。
調べ方:腕組みをしてみましょう
下になった腕のほうが利き脳です。例えば左腕が下になればアウトプットは左脳になります。
それぞれの「利き脳」の特徴とおすすめ収納法
インプット左脳・アウトプット左脳の特徴
計画を立て、それを着実にこなす。順序にこだわる。文字認識が得意なタイプ。
向いている収納法
マニュアルのある片づけに最も向いている。ラベリングやリスト化が向いている。
インプット右脳・アウトプット右脳の特徴
感性が鋭く、表現力が豊か直観・インスピレーションで判断し行動するタイプ。
向いている収納法
ワンアクションのざっくり収納向き。見た目にこだわった収納用品を使うのもおすすめ。
インプット右脳・アウトプット左脳の特徴
見た目と実用性のバランスを考えるタイプ。流行を取り入れがち。
向いている収納法
見えるところはビジュアル重視!全体が見渡せ、引き出しの中などは機能的に。
インプット左脳・アウトプット右脳の特徴
見た目よりも中身を重視するタイプ。マイルールを重視した行動をとりやすい。
向いている収納法
マイルールのざっくり収納向き。日用品は「見える化」で目につきやすい場所に置いておくとよい。
最後に
今回の紹介はホンの一例ですが、利き脳のタイプによって特徴や向いている収納法が違っています。
あくまでも目安ですが、ヒントのひとつとして取り入れると意外にピッタリあてはまるかもしれませんよ。
参考書籍:
「ライフオーガナイズ もっと心地いい暮らし方」㈱主婦と生活者
「利き脳片づけ術」髙原真由美(小学館)
ライフオーガナイズについて学べる本のご紹介
住まいの片付け方も収録されている、ライフオーガナイズについて学べる書籍についてご紹介します。
収納家具いらずの片づけ図解百科
著:吉本 とも子
監修:日本ライフオーガナイザー協会
思考と空間の整理のプロ、「ライフオーガナイザー」の中でもインテリアや建築の知識のある「レジデンシャルオーガナイザー」による片づけ本です。
収納に困るクライアントと設計する立場の人間との間に立ってきたから伝えられる内容が満載。間取りや収納計画に失敗したくない人、これからの季節年末の掃除・片づけがラクになりたい人へ使い勝手の良い収納計画を学べます。
「ライフオーガナイズ」とは?
ライフオーガナイズとは、自分の理想の生活をイメージして生活のみならず生き方の見直しから始める整理術です。
自分の大切なモノやコトを知ることは、物事を選ぶ基準ができるということです。片づけを始めるより先にそれを知ることによって物の選び方がスムーズになります。
そこから自分に合った収納の仕組みを作ることで毎日の生活を快適に維持できるようになっていきます。