岡山の特産品「黄ニラ」とは?黄ニラの特徴とレシピをご紹介
- 料理
更新日:2016年12月27日
全国の7割の「黄にら」は、ここ岡山県で生産されています。鮮やかな色が特徴の黄にらを食卓で楽しみましょう!
黄ニラとは?
黄ニラは、その名の通り「黄色いニラ」で、岡山県の特産物の一つです。
ニラは、根茎を充実させるのに最低でも一年半は必要で、非常に手間がかかる作物。そのニラを、日光を遮断して栽培したものが黄ニラです。
青ニラに比べやわらかく、味もほのかに甘く、香りは淡く上品。以前は栽培が難しく、需要が増える11月から2月にかけて生産されていましたが、今では1年を通して販売されています。
黄ニラには強い殺菌作用があり、肉や魚と一緒に調理すれば臭いを消し、消化を助け、ビタミンB1の吸収をよくします。また、脳の老化を予防するという物質「アホエン」も含まれています。
加熱しすぎるとクタクタになるため、手早く調理することが美味しく食べるコツ。独特のシャキシャキとした食感が楽しめます。
黄ニラの鮮やかな黄色の彩りは料理を引き立て、食卓を華やかに。臭いも青ニラほどきつくなく、アクも少ないので噛みしめるとほのかな甘みと風味が口に広がり、食欲をそそります。
黄ニラを使ったレシピ
黄にらのビーフン
黄ニラやニンジン、もやし等の野菜をたっぷり使った、中華風ビーフン。黄ニラのシャキシャキした歯ごたえが楽しめます。
黄にらといかの炒め物
黄ニラとイカを組み合わせたシンプルな炒め物。簡単に作れて、晩ごはんの一品にもピッタリ。
黄にらの生春巻き
ライスペーパーで黄ニラを包んで、女性が好きな生春巻きに。お好みの野菜を組み合わせて、チリソースでいただきます。
黄にらとかきのクリームシチュー
寒い季節においしいクリームシチューに、冬の味覚「牡蠣(かき)」をたっぷり加えて、黄ニラ入りシチューに。魚介の旨みと、優しい甘さの黄ニラが好相性◎