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生活情報 若い身体を維持しよう!

若い身体を維持しよう!

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更新日:2016年10月01日

時間を止めない限り進んでいく加齢。年齢に比例して老化も進んでいくと思っている方。果たしてそれは本当でしょうか。年齢よりも若く見え、活き活きされている方に出会ったことはありませんか?老化は止めることはできませんが、進行を遅くすることは可能なのです!

老化現象と筋肉

 身体の節々が痛い、階段を登るだけで息切れがする・・・若い頃はなんとも思わなかった行動が辛くなったと感じたことはありませんか?そういった身体に関する様々な老化現象は、筋力の低下が発端となっていることが多くあります。つまり、運動能力に関する老化現象とは、身体のいろいろな筋肉が減少したため起こるのです。

人間が身体を動かすのに必要なのが筋肉。筋肉がきちんと動かなければ、歩くことはもちろん、字を書くこともできなくなります。そのまま何もしないでいると、人間が生きていく上でもっとも重要な心臓も機能しなくなってしまうかもしれません。

では心臓の筋肉を鍛えればいいの?と思うかもしれませんが、心臓は身体を動かさないと鍛えられません。全身に血液を循環させるのが心臓の仕事。例えばウォーキングやジョギングなどといった運動をすると、心臓はフル稼働しますね。血液の流れが良くなると、各器官も活性化されます。筋肉がきちんと鍛えられていれば、健康体になれるだけでなく、老化現象の進行も遅くなるのです。

身体の危険信号に気づこう!

老化現象と一言で言っても、何が老化現象かわからない、という方も多いのではないでしょうか。「私はまだ大丈夫。」何を基準にして大丈夫かを知らずに、そう思っている方もいるでしょう。

上記の項目に当てはまるものがあれば、チェックしてみてください。ひとつでも当てはまるものがあれば、それは身体からの危険信号なのです。 

チェック項目はありましたか?もしあったのであれば、改善していく必要があります。

ここの筋肉が衰えています!

上の項目でチェックが入った方は、身体にこのような現象が起きています。 

1.基礎代謝が落ちてきています。
基礎代謝は筋肉の減少とともに減少してしまいます。30歳頃を境に、努力しなければ筋肉は減少し続けます。

2.筋肉が減り、脂肪が増えています。
体重が増えていないから太っていない。これは大きな勘違いです。体重が変わっていないとしても、筋肉が2キロ減って脂肪が2キロ増えている可能性もあります。

3.足が疲れるから履きたくない、という理由なら問題あり。
かかとが持ち上がるハイヒールは、同じ直立姿勢であっても筋肉に負担がかかります。直立姿勢を保つだけの筋肉が衰えているかもしれません。 

4.お尻の筋肉が衰えています。
履くときに片足立ちになるパンツやズボン。このときにバランスが崩れるということは、お尻や太もも、ふくらはぎなどの筋肉低下が原因かもしれません。

5.太ももの筋力低下が原因です。
何もないところでつまずくのは、足を上げて歩いていないから。太ももや腹筋が衰えると、すり足状態で歩いてしまうので、つまずきやすくなってしまいます。

6.心肺機能、足腰の筋力低下が原因。
階段を嫌がる理由は2つあります。ひとつは心肺機能の低下により、階段がしんどくなるから。もうひとつは足腰に負担を感じるから。特に心肺機能は努力しなければ、すぐに低下してしまいます。 

7.身体全体の筋力低下。
疲労に関係してくるのは年齢ではなく回復力。筋力が低下してしまえば、その回復力も衰えてしまいます。 
 

日常生活にトレーニングを

いざトレーニングを開始しようと思っても、どうしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。「適度な運動」といっても、その度合いは体型や年齢など人によって異なります。

まずは自分がどの程度の運動であれば頑張れるかを知ることが大切です。例えば階段をどの程度までなら無理なく登ることができるでしょうか。1階からスタートし、何階までスムーズに登れますか?3階までスムーズに登りきることができれば基礎的な体力を持っていますが、2階までしか登れなかったら注意です。

「トレーニングをする」と考えると、「めんどう」「疲れる」という思いから、三日坊主になったり、初めの1回がなかなかできない方も多いと思います。わざわざトレーニングをする、ではなく日常生活の中にトレーニングを取り入れてみましょう。

●スーパーでは階段を使う
●お風呂上りにストレッチを5分間行う
●車で5分の距離は歩いたり自転車に乗る
●歯磨きやドライヤーをしている間に屈伸運動をする
●かかとを少し浮かせて料理をする

普段の行動に少しプラスするだけでトレーニングができ、それが身体の老化防止に繋がります。始めたばかりでは「やっぱりめんどう」と思ってしまうかもしれませんが、習慣になれば少しの努力が日常になります。そうして少しずつトレーニングを取り入れていき、年齢に関係なく「若い身体」を目指しましょう。