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生活情報 新型デリシアがすごすぎる!付属ダッチオーブン「ザ・ココット」で追加機能が満載

新型デリシアがすごすぎる!付属ダッチオーブン「ザ・ココット」で追加機能が満載

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更新日:2019年08月22日

リンナイのビルトインコンロ『DELICIA(デリシア)』3Vタイプが、2019年8月にフルモデルチェンジ!デリシアならではの調理方法がさらに進化して、無水調理などもできるように。新型デリシアの特徴や、付属品「ザ・ココット」の新機能についてご紹介します。

リンナイ『DELICIA(デリシア)』とは?

デリシアのシステムキッチン設置イメージ

『DELICIA(デリシア)』とは、リンナイ株式会社から販売されているビルトインコンロシリーズのこと。2007年から機能やデザインに改良を加えていき、2018年にはついに累計販売台数66万台を突破リフォーム大賞を3年連続受賞(※)する等、人気の高い機種となっています。

※2019年3月25日発行 リフォーム産業新聞より。

100Vタイプと3Vタイプの違い

デリシアとザ・ココット

デリシアには100Vタイプと3Vタイプの2種類が設けられているのですが、今回リニューアル対象となるのが「3Vタイプ」です。

大きな違いは、コンロに点火する際の「電源」。

3Vタイプでは乾電池を使って点火するのですが、100VタイプではACアダプターをコンセントに差し込んで点火します。そのため、乾電池があればキッチンに設置できる3Vタイプと異なり、100Vタイプの場合はガスコンロを設置する近くに電源用のコンセントも必要となります。

新デリシアの3つのリニューアルポイント

改善点は数多くありますが、ここでは「ザ・ココット」「デザイン」「アプリ」の大きく3つに分けてまとめました。

1. 専用ダッチオーブン「ザ・ココット」で調理性大幅アップ

ザ・ココットでの調理イメージ

2008年に登場したグリル用のダッチオーブンですが、第5世代として新容器「ザ・ココット」としてリニューアル

今までは「グリル」での使用に特化していましたが、五徳に置いて使う「コンロ」でのオート調理にも対応できるようになり、誰でも簡単に、しかもおいしく調理することができるようになりました。

焼く・蒸す・煮るなどの多彩な調理が可能になり、例えばローストポークではコンロで焼き目を付けてからグリルで加熱したりといった使い方もおすすめです。

ふたや容器の内側はセラミック塗装、容器の外側にはフッ素塗装が施してあり、調理後のお手入れも楽。

新機能① 無水調理

ザ・ココットでの無水調理イメージ

人気の無水調理がオート調理で作れるようになりました。

「無水調理」とは、その名の通り調理の際に水を使わずに仕上げること。水を使わないので素材の持つ栄養も旨みも逃がさず、おいしく調理できると支持されています。

無水調理にはホーロー鍋や無水調理用の鍋、専用の調理家電等が使われてきましたが、ザ・ココットがあれば特別な器具や知識がなくても、オート調理で無水調理を作ることができるように。

無水キーマカレー
ザ・ココットの調理例「無水キーマカレー」

新機能② 80℃調理

ザ・ココットでの80℃調理イメージ

サラダチキンやローストビーフでおなじみの、80℃での低温調理ができるようになりました。

低温調理のメリットは、お肉にじっくり火を通すことで、やわらかくしっとり仕上がること。通常だとパサッとしがちの鶏むね肉もしっとりおいしく仕上がると人気ですよね。

デリシアにはもともと温度を一定に保つ「温度調節機能」がついているものの、従来のコンロでは130℃まででした。ザ・ココットでは、専用器具や温度計がなくても、オート調理で作れるようになります。

ハーブサラダチキン
ザ・ココットの調理例「ハーブサラダチキン」

2. デザイン面もリニューアル

従来のシンプルモダンなデザインを踏襲しながら、デザインをリニューアル。天板で火力表示を確認することができるようになり、手前コンロでは火力が9段階から11段階に細かく設定できるように。ガラストップのカラーバリエーションも増え、ご自宅のキッチンにあわせて選べるようになりました。

デリシア天板の火力表示
天板の火力表示
デリシア「スパークリングカッパー」
新色「スパークリングカッパー」

デリシアの機能がつまったカンガルー操作部では、オート調理の操作状況もわかりやすい「カンガルー操作部 液晶ディスプレイタイプ」と、シンプルな操作性の「カンガルー操作部 7セグLEDタイプ」の2種類が用意されています。

デリシアのカンガルー操作部

カンガルー操作部 液晶ディスプレイタイプ

バックライトを追加し、ホワイトLDE化。表示もスッキリとし、現在どのような調理をしているのかが液晶にわかりやすく表示されます。グリルの火加減やタイマー機能も、カンガルー操作部から操作することができます。

カンガルー操作部液晶ディスプレイタイプ
コンロ側操作部
カンガルー操作部液晶ディスプレイタイプ
グリル側操作部

カンガルー操作部 7セグLEDタイプ

ホワイトLDE化し、1ボタン1機能のシンプルな操作性が特徴。ピクトグラムを採用することで、直感的に操作できるようになりました。グリルの火加減やタイマー機能は、デリシアプリから操作を行います。

カンガルー操作部7セグLEDタイプ
コンロ側操作部
カンガルー操作部7セグLEDタイプ
グリル側操作部

3. 専用アプリ「デリシアプリ」が進化

デリシアのオート調理イメージ

「DELICIAPP(デリシアプリ)」はApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできる、デリシア専用アプリ。フードライターやフードコーディネイター等の食のプロが監修したデリシア専用のオート調理レシピが収録されています。

デリシアのリニューアルに伴い、「ザ・ココット」を使った無水調理や80℃調理のレシピも追加され、フライパンや鍋などの他の調理器具も合わせると、オート調理レシピの数はなんと約250種類超え

アプリから温度やタイマーの設定をすれば、あとは放っておくだけでコンロが火加減を自動調節し、放置調理で感動のおいしさに。

デリシアプリの使い方

デリシアプリは、自宅のデリシアとスマートフォンを無線通信(Bluetooth Low Energy)でつないで使用します。

  • ① アプリでレシピを選ぶ。
  • ② レシピに沿って下ごしらえをする。
  • ③ 調理器をコンロにセットしたら、スマホをタップしてコンロにデータを送信する。点火ボタンでオート調理開始。
  • ④ 調理中の火加減はデリシアが自動で調節。完成までの残り時間は、アプリ画面でお知らせ。

デリシアのメリット

メリット1. 放置調理で手間をかけずに誰でもプロの味が作れる

デリシアのオート調理イメージ

デリシアのメリットは、オート調理に対応しており、“放っておくだけ”で本格的な料理が作れるところ。

レシピ通り材料の下準備を済ませれば、後はガスコンロが自動で調理・消火までしてくれるので、共働きで家事になかなか時間がかけられない・子育て中で忙しいという方にもおすすめの機種です。

メリット2. 料理の幅が広がり本格調理におすすめ

デリシアのザ・ココット調理イメージ

料理が好きという方にもおすすめで、TV番組の料理コーナーとして人気だった「MOCO’sキッチン」で使われていたガスコンロもデリシアです。

ザ・ココットやココットプレート等の専用器具を組み合わせることで本格的な調理をすることができ、ガスならではの火力で満足度の高い一品に仕上がります。

メリット3. キッチンが引き締まり料理が楽しくなる

デリシア

トッププレートには世界品質のドイツ・ショット社のガラスを使用しており、シンプルでスタイリッシュなデザイン。キッチンによくなじんで、あるだけで気分が上がり料理が楽しくなりそう。

現在システムキッチンをご利用の場合も、従来のビルトインコンロと交換で取り付けすることができます。今使っているコンロが10年以上経過している場合は修理用の部品が廃盤になっている・在庫切れの可能性も高いので、買い替えを検討してみる機会かもしれません。

メリット4. 安全機能が充実している

揺れピタイメージ

大人から子どもまで安心して使えるように、ガスコンロに鍋を置かないと点火せず、調理中に鍋を持ち上げると弱火になる「鍋なし検知機能」を搭載。点火後に1分間鍋がのっていない場合にも自動消火してくれるので、消し忘れ予防にも効果的

煮こぼれや風で火が消えてしまった場合に自動でガスを止めたり、震度約4以上の揺れを感知すると自動で消火してくれる「揺れピタ」機能もあるので、万が一に備えてくれます。

小さなお子様と一緒の場合は「点火ロック」を使用すれば、いたずらや誤操作による点火も防ぎます。

まとめ

デリシアのオート調理イメージ

今回のデリシアの大きなリニューアルポイントは、なんといってもダッチオーブン「ザ・ココット」。無水調理など今までできなかった調理方法にも挑戦することができるようになり、料理が好きな方、色んな調理方法に挑戦したい方には特におすすめです。

また、デリシアはリンナイから販売されているビルトインコンロの最上位機種で、リンナイの技術の全てが詰まっています。ご年配の方や小さなお子様と同居している方など、安心・安全に使えるコンロを探している方にもおすすめです。

LPガスのショールーム「ピースナッツ」では、デリシアを含む最新ガスコンロの展示や料理実演も行っています。実物を見てみたい・デリシアを使ってみたいという方はぜひお気軽にご来場ください。

▼ピースナッツのホームページはこちらから
体感型ショールーム ピースナッツ

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