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生活情報 失敗しない部屋探しの基本vol.1:間取りの見方と選ぶポイント

失敗しない部屋探しの基本vol.1:間取りの見方と選ぶポイント

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更新日:2020年02月08日

いざ引越しをしようとお部屋を探し始めても、間取り図の見方などに悩む方もいるのではないでしょうか。内見を申し込む前に、間取り図や部屋の配置によって、そのお部屋がどういったお部屋かを知ることができます。そこで間取りやお部屋の向きによる特徴、静かなお部屋の間取りなどをご紹介!

物件の「間取り図」とは?

2LDK=2つの部屋+リビングダイニングキッチン

お部屋を探す際に、最も気になるのが「間取り」。
「1K」「2DK」などの言葉を聞いたことはあっても、それがどういった形の部屋になるのか、そのアルファベットがどういった意味を持っているのかを知っていますか? 

間取り図に記されている数字やアルファベットは、ひとつの物件の部屋数やそのお部屋の役割を表しています。
部屋数のみの表記になるので、そこからお部屋の広さなどはわかりません。部屋の広さは「6畳」や「8畳」などで表記されています。

また、間取り図からユニットバスかどうか、収納がどうなっているかなども知ることができます。

方位や窓の位置も書かれていることがあるので、日当たりがどのくらいかわかる場合もあります

間取り図の表記一例

K キッチン。料理をするスペースがある。大抵4.5畳以下の面積。
1R ワンルーム。キッチンとの区切りがなく、寝室と一体化している。
DK ダイニングキッチン。キッチン設備とテーブルが置けるくらいの広さがある。
LDK リビングダイニングキッチン。リビングとダイニングが一体化しており、大抵8畳以上。
UB ユニットバス。お風呂と洗面台が一体化しており、トイレも一緒になっている場合も。
CL クローゼット。衣類などの収納スペース。
押入れ。収納スペース。
WCL ウォークインクローゼット。広めの収納スペースで、歩いて中に入れるスペースがある。
SB シューズボックス。下駄箱。靴などを収納するスペース。

日当たりはどの方角がおすすめ?

日当たりがよい集合住宅

「昼間は会社や外出でお部屋にいないから、日当たりは重要でない」と考えている方は要注意。考えずにお部屋を決めてしまっては、後悔する場合もあります。
そこで、人気のお部屋の向きランキングをご紹介!

第1位…南向き

「1年中快適に過ごせる」

南向きのお部屋が良い理由をご存知でしょうか?それは季節の太陽高度に関係しています。冬は太陽高度が低いので、お部屋に日が差し込む時間が長くなり、夏は太陽高度が高いので日が差し込む時間が短くなります。

つまり、寒い季節は暖かく、暑い季節は涼しく過ごすことができるのです。

第2位…東向き

「午前中の日差しが快適」

午後になると日が差し込まなくなるのが残念ですが、午前中は爽やかな日差しを十分に感じることができます。

特に夏は午後に比べ比較的気温の低い朝の日差しなので、暑さも気になりませんね。

第3位…西向き

「東向きと同じではない!西日に要注意」

西も東も変わらない?そんなことはありません。夕方の西日には気をつけましょう!

冬は暖かくて快適かもしれませんが、夏は西日の容赦ない日差しが室温をどんどん高くします。寝るまで室温が下がらず、寝苦しい夜を迎えることも……。

第4位…北向き

「日差しは期待できません……」

一日中、日が当たらず湿気が溜まりやすいお部屋です。洗濯物も乾きにくく、昼間でも照明が必要……なんてことも。暗いお部屋になってしまいます。   

静かなお部屋はどんなお部屋?

ベッドの上の猫

アパートやマンションなど集合住宅で生活を始めると、とても気になってしまうのが周囲の音。隣のお部屋で何を話しているかまで聞こえてしまうお部屋は嫌ですね。

建物自体の防音構造も必要ですが、間取りによっても防音性はかなり違ってきます。お部屋探しをする場合は、自分が住む部屋だけでなく隣室の間取りも気にしてみましょう

防音性はここをチェック!

寝室同士の間に押入れなどの収納スペースがあったりすると、防音性はかなりアップします。押入れに入れた衣類や布団などは隣室の音を遮断する働きがあります。
また、水周りの設備が間にあるのもいいですね。

寝室との間に階段などがあれば外の音は多少気になりますが、外に音が漏れていてもそれほど気になりません。

現地での音チェックを忘れずに!

踏切

集合住宅での生活でストレスになりがちなのが「音」。
隣室の話し声などの生活音、踏み切りや車の音など小さな音が気になって眠れなくなりストレスに……なんてことも少なくありません。

音の確認は事前に行うこと。確認は平日ではなく休日の昼間に行くようにしましょう。

ただ部屋に入って確認するだけでなく、窓を開けて耳をすませてみるなど、生活に支障がないかしっかり確認しましょう。

2階建てのアパートなら2階の方が騒音が少なく静かと思いがちですが、実際は下の階の話し声が響いてきたり、足音が響くこともあります。

女性の一人暮らしは安全性を考慮して2階以上が望ましいなどありますが、騒音については階数はあまり関係ありません。住む階数ではなく、その物件の構造、つまり床の厚さなど防音効果がどれほどあるかが重要になるのです。 

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※この記事は2016年10月1日の公開後、追記・修正をして2020年2月8日に改めて公開しました。