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生活情報 入園・入学祝は何を贈る?お返しは必要?覚えておきたい贈り物のマナー

入園・入学祝は何を贈る?お返しは必要?覚えておきたい贈り物のマナー

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更新日:2020年03月02日

4月から入園・入学など、新生活が始まる方も多いと思います。今まで過ごしていた環境から卒業し、新しい環境での生活を始める親戚の子どもや孫へ、入園、入学などのお祝いを贈る機会があるでしょう。何を、どのように贈るべきか、「贈り物」のマナーをご紹介します。

お祝いを贈る前の注意点

文房具のイメージ

贈り物を選ぶ際に、必ず注意しておかなければならないことが、親や本人に希望の品を聞いておくことです。

特に高校生や大学生、新社会人になると本人の好みがはっきりしているので、本人の意向をなるべく聞いてあげることにしましょう。自分の好きなデザインでなかったりすると、贈ってもなかなか使ってもらえなかったりすることも。

また、何をあげる予定か伝えておくことも、時には必要になります。消耗品だといいですが、すでに購入しているものだと相手も困りますね。
事前の確認は必ず行うことをおすすめします。

誰に、いつまでに贈るべき?

小学生イメージ

入園・入学は子どもの新生活を身内で祝うものです。内輪の祝い事なので、甥や姪、孫などの親戚関係や、身内同然の付き合いをしている親しい子どもに贈ります。

贈る時期は卒業してから入学するまでの3月中旬から4月上旬まで。
しかし実用品を贈る場合は、相手の準備などもありますので、遅くても入学式の1週間前までには届くようにしましょう。

贈って喜ばれる入園・入学祝の品物は?

クレヨンのイメージ

入園・入学祝の贈り物の一例を紹介します。贈りたい品物が見つからなかったときには「現金」や「商品券・ギフトカード」も選択肢に。

入園のお祝い

絵本、クレヨン、お弁当箱、リュックサックなど、幼稚園や保育園で使うもの。小さなボールなど、外で遊べるものでもいいですね。

小学校入学のお祝い

文房具セット、図鑑、筆箱など、勉強に使うものがおすすめ。ランドセルは祖父母が準備している場合が多いので避けましょう

中学校、高校入学のお祝い

定期入れ、辞書、図書カードなど。個人の趣味がはっきりしてくる時期なので、必ず希望を聞きましょう。スポーツをしている場合は、そのスポーツに必要なものでも喜ばれます。

大学のお祝い

腕時計、電子辞書など。一人暮らしを始める場合は電化製品などもいいですね。いろいろと出費がかさむので、図書カードや商品券なども喜ばれるでしょう。

贈り物の価格帯目安は?

基本的には子どもが成長するほど、お祝いの相場が高くなる傾向があります。

保育園・幼稚園 5,000円程度
小学校 5,000円~10,000円
中学校・高校 5,000円~10,000円
大学 10,000円~20,000円

贈り物のお返しは?

花びらのイメージ

親しい間柄でのお祝い事なので、お返しをする必要はありませんが、もし同世代や同じく入園・入学の子どもが親戚などにいるのであれば、同じように贈り物をするのがマナーです。

贈り物をもらった場合は、子どもから直接お礼を言わせたり、遠方であれば電話や手紙などで感謝の気持ちを伝えると、贈った方も嬉しいですね。
お返しは物ではなく、気持ちのこもった言葉で十分でしょう。

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※この記事は2016年10月10日の公開後、追記・修正をして2020年3月2日に改めて公開しました。