コン活ノート

生活情報 トマトの栄養・保存方法の豆知識!簡単に皮がむける方法も紹介

トマトの栄養・保存方法の豆知識!簡単に皮がむける方法も紹介

  • 料理

更新日:2019年06月03日

トマトに含まれている栄養素はもちろん、おいしいトマトの選び方や料理に関するちょっとした裏技など、知って得する情報が満載です!

トマトの栄養とうれしい効果

ミニトマトのイメージ

多くの健康効果を持つ、緑黄色野菜のトマト。西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」、つまり、赤く熟れたおいしいトマトをたくさん食べると、医者は必要ないと言われるほど、栄養素が豊富に詰まった食材です。

トマトの赤い色素成分であるリコピンには、強力な抗酸化作用があります。有害な活性酸素を除去してくれるので、ガンや動脈硬化を予防する働きがあります。

またビタミンCも豊富に含まれています。通常ビタミンCは加熱に弱いのですが、トマトのビタミンCは熱に強いので、加熱調理をしても損失が少ないところが特徴です。

β-カロテンも豊富で、肌や粘膜の健康を保つ働きから、肌荒れや風邪の予防にも効果的とされています。

クエン酸も含まれており、夏には大活躍。クエン酸は胃液の分泌を促す効果があるので、食欲を増進させます。夏バテなどで食欲がないときにおすすめの食材です。

おいしいトマトの見分け方

トマトの見分け方

トマトはサラダなどでもよく食べる機会があると思います。生で食べるからこそ、おいしいトマトを食べたいですね。そこで、おいしいトマトの見分け方をご紹介!

  1. 丸々としていて、ずっしりと重いもの
  2. お尻の中心部から伸びるスジが放射線状にくっきりしているもの
  3. 赤色が鮮やかで皮が張り、ヘタがピンとしているもの
  4. 実の赤にムラがないもの

角ばっているトマトは、実の中に空洞ができている可能性があります。ヘタの切り口がみずみずしいものを選びましょう。ミニトマトでも同じ条件で、おいしいものを選んでください。

簡単に皮がむける!トマトの裏技

薄い皮がついているトマト。煮込み料理を作るときに、皮がついたままだと、食べるときに少し気になる方もいらっしゃると思います。

でも皮が薄いうえに、柔らかい食材なので、包丁やピーラーで剥くには難しいですね。では、おもしろいくらい簡単にトマトの皮をむく方法をご紹介します。

直火でササッと炙る(1個だけむくときに便利)

トマトをガスコンロで炙り皮をむく
  1. トマトのヘタのところに、箸やフォークを刺します。
  2. コンロの火に近づけ、ゆっくりとトマトを回しながら炙ります。
  3. 皮がはじけてきたら、水につけます。
  4. はじけたところから、ゆっくりとむきます。

熱湯で一度に湯むき(いくつかを一度にむくときに便利)

トマトの湯むき
  1. トマトのヘタの反対側に十字の切れ込みを入れます。
  2. 沸騰したお湯に15秒ほど通します。
  3. 引き上げたら、すぐに冷水につけ、切れ込みからむきます。

トマトの正しい保存方法

トマトを保存する方法

トマトは高温に強く、低温に弱いのが特徴です。冷やしすぎないように注意しましょう。

保存はヘタを下にしてポリ袋に入れて野菜室へ。大体4~5日間保存ができます。
やわらかく傷みやすいので、上にものを置かないように注意してください。

少し青いものは常温で保存すると、そのまま熟していきます。しかし、あまり放っておくと熟し過ぎてしまうこともあるので、気をつけましょう。

食べ切れなかったり、熟しすぎてしまったときは、湯むきをして冷凍保存しましょう。缶詰のように加熱用に使えるので、とっても便利です。