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生活情報 蒜山高原はどんなところ?知っておきたい蒜山のグルメ&見どころ豆知識

蒜山高原はどんなところ?知っておきたい蒜山のグルメ&見どころ豆知識

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更新日:2017年07月25日

岡山県の県北にある「蒜山高原」は、岡山県内でもリゾート地として有名です。今回は蒜山高原までのアクセス方法や、見どころ、ご当地グルメなど、蒜山に行く前におさえておきたい、様々な豆知識を紹介します。

蒜山高原はこんなところ

岡山県真庭市にあり、鳥取県との県境に位置します。標高は約500~600m。放牧場や遊園地、ペンション、キャンプ場などの施設が立ち並び、西日本屈指のリゾート地として知られています。

蒜山三座

蒜山高原から見える大きなコブが3つ並んだように見える山は、それぞれ上蒜山、中蒜山、下蒜山。3つをあわせて「蒜山三座」と呼ばれる蒜山高原のシンボルです。

また、日本最大のジャージー牛の産地としても有名で、天気が良ければ気ままに過ごすジャージー牛の姿を見ることもできます。

蒜山三座を見るならここ!

立ち寄りたい名水「塩釜冷泉」

塩釜冷泉

日本の名水百選にも選ばれた、中蒜山の裾の谷間から湧き出る清らかな天然水です。

水温は一年を通して11℃と一定で、夏でもひんやりと涼しいぐらいの温度。周辺にはキャンプ場や釣り堀、飲食店などが点在し、塩釜冷泉を使った飲み物なども提供されています。

>>「塩釜冷泉」について詳しくはこちら

蒜山の自慢の逸品「真庭ブランド認定品」

真庭市では、「真庭らしさ」「独自性・稀少性」「安全性・信頼性」の3つの観点から地元の特産品を審査し、優れているものを『真庭ブランド』として認定しています。

ジャージー牛の乳製品

ジャージー牛の乳製品

蒜山高原ではジャージー牛の飼育頭数が全国第一位!品質にとことんこだわったジャージー牛のミルクを使った乳製品は、甘く濃厚な味わいで人気のお土産として定着しています。

ジャージー牛のほんのり黄みをおびた牛乳は「ゴールデンミルク」とも呼ばれ、栄養たっぷり。加工品はヨーグルトやチーズ、アイスクリーム、チョコレートなど多岐にわたります。

中でもジャージー牛乳を使ったソフトクリームは各施設で様々にアレンジされ、多彩なフレーバーがそろいます。それぞれ味が異なるので、ぜひ食べ比べてみて下さい。

ジャージー牛肉

また、施設によっては牛乳だけでなくジャージー牛の牛肉も提供されており、ステーキ等でおいしくいただくことができます。

ジャージー牛の乳製品・特産品の主要な販売施設はこちら

ひるぜん大根

ひるぜん大根

蒜山を代表する野菜のひとつが寒締め栽培で作る「ひるぜん大根」。

野菜には寒さが厳しくなると、凍り付かないように蓄えた栄養分を糖に変える性質があります。その性質を利用してわざと大根を霜にあてて「締める」ことでグッと甘味が増し、一段とおいしい大根に。

6月上旬~11月下旬までの季節限定商品となります。

>>ひるぜん大根が購入できる「道の駅 風の家」についてはこちら

蒜山の山ぶどう

蒜山の山ぶどうを使ったワイン

蒜山高原にある唯一のワイナリー「ひるぜんワイナリー」では、蒜山高原で育った「山ぶどう」を使ってワインやジュース、ジャムなどに加工しています。

はじまりは蒜山高原に自生していた野生の山ぶどうの木で、1000本もの野生の木から、たった3本を選抜し、栽培して増やしていったそう。

一般的に食べられているブドウを比べると、酸味が強く、野性味がある独特の味わいが特徴です。

>>「ひるぜんワイナリー」について詳しくはこちら

おさえておきたい!蒜山のご当地グルメあれこれ

蒜山高原に行った際にはおさえておきたい、定番ご当地グルメを紹介します。

ひるぜん焼そば

ひるぜん焼そば

蒜山高原を代表するグルメが「ひるぜん焼そば」。2008年に発足した「ひるぜん焼そば好いとん会」がB-1グランプリでゴールドグランプリを受賞したことで、蒜山の新定番グルメとして定着しました。

そのルーツは、昭和30年代のこと。蒜山高原では、昔から各家庭で調合したオリジナルの味噌ダレを使って、ジンギスカンなどの料理を作っていました。

その中で自家製の味噌ダレでかしわ肉(親鶏の肉)やキャベツ等を炒めて作られた「ますや食堂」の焼そばが評判を呼び、以後その味が蒜山のご当地グルメとして愛されるようになったそうです。

ひるぜん焼そばのたれ

数ある味噌ダレを秘伝のタレとして1つに集約した「ひるぜん焼そばのタレ」は、お土産としても販売されています。家庭であの味を再現したいという方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

※ひるぜん焼そばのタレは、ひるぜん焼そば好いとん会公認店で販売されています。

ひるぜん焼そば公認店はこちら

道の駅 風の家
ひるぜんジャージーランド
ヒルゼン高原センター
悠悠

ジンギスカン

ジンギスカン

ジンギスカンといえば北海道が有名ですが、三木岡山県知事の発案でここ蒜山高原でも昭和30年代から食べられるようになりました。

蒜山高原で提供されているのは、子羊の肉(ラム)を使い、食べるときにタレにつけて食べる「生肉ジンギスカン」が主流です。

羊肉は「パーフェクトミート」とも呼ばれ、非常に栄養価が高い食材!食べた時に体脂肪を燃焼させる「カルニチン」を多く含んでおり、上手に取り入れればタンパク質やビタミンなどの栄養を補給しながらダイエット効果も見込めます。

ジンギスカンが食べられる施設はこちら

蒜山そば

蒜山そば

「ひるぜん焼そば」だけでなく、蒜山は「蕎麦」の名産地としても有名。例年夏頃になると畑に白い蕎麦の花が咲き乱れた美しい牧歌的な風景を見ることができます。

蒜山の大地で育った蕎麦の実を、地元で挽いて打った地産地消のお蕎麦は、風味豊かでファンも多いそう。

また、施設によってはこの蒜山のそば粉が形を変えて、ガレットなどでも提供されています。

蒜山そばを使った料理が食べられる施設はこちら

蒜山高原に伝わる妖怪「スイトン」

妖怪スイトンとがっぴー

蒜山高原の各地で見ることができるトーテムポール状のオブジェは、妖怪「粋呑(スイトン)」をモデルにしたものです。

スイトンは、悪いことを考えている人や他人に迷惑をかけている人の前にスィーとやってきてトンととまり、そのまま引き裂いてペロリと食べてしまうという妖怪。だから蒜山には悪人がいないそうですが、かわいい見た目とは裏腹に怖いエピソードです。

※がっぴーの後ろにいるスイトンは悠悠で撮影

蒜山高原へのアクセス方法・所要時間目安

蒜山高原の主要スポットはどこも近隣にあり、それぞれの施設間は車を利用した場合15分圏内でめぐることができます。蒜山高原から南下して少し足をのばせば、砂湯で有名な名湯「湯原温泉」へもアクセスできます。

自動車の場合

  • ●岡山市・倉敷市から
    岡山道、中国道、米子道を経由→蒜山I.C(約1時間30分)
  • ●広島から
    中国道または米子道を経由→蒜山I.C(約2時間50分)
  • ●大阪から
    中国道、米子道を経由→蒜山I.C(約2時間40分)

電車の場合

JR岡山駅→JR中国勝山駅→タクシーor真庭市コミュニティバスまにわくん♡へ乗り継ぎ

バスの場合

中鉄北部バス(JR岡山駅発)→JR中国勝山駅→タクシーor真庭市コミュニティバスまにわくん♡へ乗り継ぎ

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