茶殻やコーヒーかすは捨てないで!ナチュラル素材で掃除する方法
- 暮らし
- 住まい
更新日:2019年12月12日
お茶を飲んだ後の茶殻や、ティーバッグ、コーヒーかす等、いつもだったら捨てているようなものを使ってお部屋をキレイにできるんです!「え!こんなものまで掃除に使うの?」なんて思ってしまう方もいるのではないでしょうか。洗剤をわざわざ買わなくてもキレイにできる方法をご紹介します!
お茶や紅茶、コーヒーのかすは捨てないで!
どんなご家庭でも毎日どれかは飲んでいるお茶・紅茶・コーヒー。中にはインスタントや粉末タイプのものを飲んでいる方もいると思いますが、おいしいのはやっぱり葉っぱから出したお茶や引き立てのコーヒーですよね。
みなさんはお茶やコーヒーを飲んだ後の、茶がらやコーヒーのかすはどうしていますか?
おそらく「捨てている」という方が多いと思いますが、ひと工夫すればそんなゴミが便利なお掃除道具に変身してくれます。ぜひご家庭で試してみてください。
茶がらの作用をフル活用!
お茶は古くから好まれてきた飲み物で、おいしく飲んだ後の茶がらは掃除に使われていました。昔の人たちは、その茶がらに抗菌作用や消臭作用があることを日々の暮らしの中から知っていたのです。では、その方法を紹介しましょう。
床や畳の拭き掃除
バケツに茶がらを入れた水で、雑巾を軽く洗います。そして雑巾をしぼり、床や畳などを拭いていくと、お茶の爽やかで香ばしい香りが広がり、拭いた後がとてもすっきりします。
ベランダのはき掃除
茶がらをしっかりしぼり、水分を取ります。これを玄関やベランダにまきましょう。
一見さらに汚しているように思いますが、まいた茶がらが埃をたてずに、ゴミを吸い寄せてくれ、その上茶がらが目立つので、いつもより丁寧に掃き掃除ができ、一石二鳥です。
カーペットや絨毯の掃除にも
茶がらをしっかり乾燥させ、カーペットやじゅうたんにまき、それを掃除機で吸い取ります。
そうすると、茶がらが汚れをよく吸い取ってくれるので、普通に掃除機をかけるより、小さなゴミもキレイに吸い取ってくれます。
残った紅茶も、使ったティーバッグも大活躍!
お茶が掃除に使えるなら紅茶だって負けていません。残った紅茶も、使った後のティーバッグだって掃除の役に立つのです。
家具を磨いて艶出し
布に紅茶の残りを染み込ませます。その布をよく絞って木製家具を磨いてみましょう。そうするとキレイに艶がでてきます。
ここで注意してもらいたいのが、薄いベージュなどの家具の場合。色が薄いと紅茶の色がうつってしまうことがあるので、一度見えないところで試してみてからにしてください。
キッチンやコンロの油汚れに
使ったらすぐ捨ててしまいがちなのが、ティーバッグ。しかし、そのティーバッグを油で汚れたキッチンのコンロやその周りを拭いてみてください。油汚れが浮いてきて、簡単にキレイにすることができます。
食器などを拭くのもおすすめ。汚くなったらすぐ捨てられるのも便利です。
フローリングのつや出しをコーヒーで!
モーニングコーヒーが一般で通じるくらい、コーヒーはよく飲まれている飲み物のひとつです。そのコーヒーのかすもお掃除に大活躍!
フローリングの艶出し
コーヒーのかすをしっかり乾燥させ、カラカラにします。それをガーゼなどで包み、フローリングを磨きましょう。つやつやになり、輝きが増します。
最後に
今回は普段はそのまま捨ててしまいがちな茶殻や、紅茶のティーバッグ、ドリップコーヒーを使った掃除方法をご紹介いたしました。
ただゴミとして捨てるだけでなく、お部屋もキレイになれば一石二鳥!特にお茶を使った掃除方法は、古くからよく知られている掃除方法のひとつです。ぜひ年末の大掃除で活用してみてくださいね。
関連ページ
※この記事は2016年10月1日の公開後、追記・修正をして2019年12月12日に改めて公開しました。