簡単&おしゃれ!ハイドロカルチャーでインテリアガーデニング
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更新日:2020年05月12日
ハイドロカルチャーのメリットと特徴

「ハイドロカルチャー」とは、土を使わない栽培方法で、専門知識が無くても育てやすく、清潔に育てられることから室内でのガーデニングとして人気があります。
植物も小さくてかわいいものから、大きくて存在感のあるものまで様々。組み合わせ方もいろいろで自分の好みに作ることができます。
土の代わりに「レカトン」や「ネオコール」などといった粘土を燃焼して人工的に作った多孔質の材料を使用しており、鉢には底に穴が空いていないものを使用します。
コップやお皿なども鉢として活用することができるのも人気のひとつ。使っておらず、眠っているコップなどを鉢代わりに活用してみてはいかがでしょうか。
ハイドロカルチャーの植え方
ハイドロカルチャーの植え方はとっても簡単!初めてインテリアガーデニングをする方でも失敗することなく、作ることができます。
ガジュマルとアスパラガスを使ったアレンジを例に、植え方の工程をご紹介します。

用意するもの
- ・レカトン(ハイドロカルチャー用土)
- ・イオン交換樹脂栄養剤
- ・植物
植え方の手順
植えたい植物は、あらかじめ根を傷めないように注意しながら余分な土を落とし、水を入れたボール等で土を洗い流しておきます。




ガジュマル
人気の観葉植物で、ぽっこりとした木の形が個性的。基本的には育てやすい観葉植物といわれています。
ハイドロカルチャーの水やり方法
ハイドロカルチャーで水やりを行う場合は、容器の1/5程度(根が1cm程度浸かるくらい)まで入れるのが目安で、完全に水が無くなってから次の水をあげるようにします。
水をあげすぎてしまうと、根腐れやカビが発生する原因となるので注意します。
植える際には、水位計を立てておくと、水やりの期間が管理しやすくなります。パッと見て水分量がわかりやすい透明な容器で育てるのもおすすめです。
ハイドロカルチャーのアレンジ例
ハイドロカルチャーを使った、寄せ植えのアレンジ例を紹介します。
クロトンとドラセナサンデリアーナとシンゴニウムのハイドロカルチャー

ハイドロカルチャーの植物の中でも人気の高い「ドラセナ・サンデリアーナ」を主役にした寄せ植えです。



ドラセナ・サンデリアーナ
ストライプ模様の葉っぱが特徴。開運や金運の象徴とされており、丈夫で育てやすい人気のある観葉植物です。
テーブルヤシとシンゴニウムのハイドロカルチャー

カラフルな透明ハイドロボールを使用すれば、全体の印象がガラッと変わります。少し水を入れれば、中全体に色がついたように見えて、とっても幻想的!お好みに合わせて楽しんでください。


テーブルヤシ
比較的小型なヤシで、育っても高さは2mほど。日陰にも強いことから、室内で育てやすい観葉植物。
パキラとフィカス・プミラのハイドロカルチャー

苗木は小さいものから大きなものまで様々なサイズがあります。小さな器に小さな苗木を植えて、机の上に飾るだけでもお部屋の印象はだいぶ変わるものです!




パキラ
手を広げた様に広がる葉っぱが特徴。日陰にも強いため、室内でも育てやすい観葉植物。
パキラとピレアのハイドロカルチャー

器に使用するコップは100円均一などで販売されているものでも十分にかわいくできます。高級な薄いガラスなどの器よりも厚めに作られているので、強度を考えれば安いコップの方が適しているかもしれません。




最後に

ハイドロカルチャーは器の底に穴があいていないので、デザイン性の高い好きな容器で育てられるのも魅力。お部屋に自然があるだけで、心にゆとりができることもありますよね。
ぜひお気に入りの器に入れて、お部屋のインテリアの1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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※この記事は2016年10月07日の公開後、追記・修正をして2020年5月12日に改めて公開しました。